南フランス、アヴィニョンの旧市街にありローヌ川に架かっていた長大だった石造アーチ橋です。
この「サン・べネゼ橋 (アヴィニヨン橋)」は15世紀頃に作られたフランス語の歌「アヴィニュンの橋で踊ろよ、踊ろよ・・・」という童謡で世界中に知れわたっています。
建設されたのは1177年から1185年にかけて、1226年、ルイ8世がアヴィニョンに攻めてきたときに、橋の4分の3が破壊されています。
再建なども度々行われてきましたが、ローヌ川の洪水などの影響をうけ現在は向こう岸には渡る事の出来ない橋です。
街を取り囲んでいる古い城壁と共にこのサン・ベネゼ橋は“アヴィニョン歴史地区”として世界遺産に登録されています。
このローヌ川はフランス4大河川の一つで、スイス・アルプスに存在する氷河の1つローヌ氷河がローヌ川の源流。
主としてフランス南部を流れて地中海に注ぐ唯一の川であり、全長812kmのうち、フランス国内を流れるのは581kmです。
サン・ベネゼ橋(アヴィニヨン橋)
所在地: Pont d’Avignon, Boulevard de la Ligne, 84000 Avignon, フランス
全長: 120 m
側面から見たサン・べネゼ橋 (アヴィニヨン橋)
サン・べネゼ橋 (アヴィニヨン橋)の上から